手首骨折でギプス取れた後の腫れや痛みがあるけどどうしたら良い?

手首骨折でギプスが取れて、まずはおめでとうございます。
ギプスを外したということは、骨折が治り骨はつながったということですので、これからは周辺の低下した筋力を回復する段階に入ります。
長期間固定されていた為、周辺の筋肉、靭帯、腱は硬くなり伸縮しにくくなっています。
リハビリの際に激しい痛みを伴うと、我慢した時に余計に力が入り更に悪化させてしまうこともあります。
焦らず、ゆっくりとした動きで勢いをつけないようにリハビリしましょう!
まずここで注意が必要なのは、気持ちを切り替えることです。
日常生活に支障がない程度に可動域を確保するのが約1ヵ月間、更に元の可動に戻すということになると3ヶ月から6ヶ月位かかる場合があることを認識することです。
なので、ある程度時間がかかることを念頭において焦らず根気よくやりましょう。
回復の早さは個人差、年齢、損傷の程度によってかなりの違いが出ますのであくまで目安と考えましょう。

手首骨折でギプス取れた後のリハビリのポイント

①痛くないと感じられる可動域を広げていくこと
②負荷をかけた後は休ませるための時間を作ること

腫れがある場合

血管や組織の損傷が修復されるためには、リンパ液やホルモンの分泌が重要な役割を果たします。
骨折や組織の損傷によって生じた炎症は、リンパ液の流れを活発化させます。
リンパ液は体液や老廃物を排出し、傷ついた部位の修復を促進する役割を果たします。
また、ホルモンも骨折や組織の修復に関与しています。
例えば、成長ホルモンは骨の再生を刺激し、骨折部位の治癒を助けます。
さらに、炎症反応や免疫応答に関与するホルモンも、組織の修復に必要な役割を果たす場合があります。
したがって、リンパ液やホルモンの適切な分泌は、骨折や組織の修復のために重要なわけです。
ギプスが取れた後も患部の腫れは、損傷修復に必要な体液の残留物が浮腫みとなっている場合もありますので、専門医と相談しつつ対応しましょう!
えがお元気整体でも骨折後の腫れやむくみを回復することに協力できます。
お気軽に相談してみましょう!

痛みがあるけどどうしたら良い?

痛みの原因は、筋力低下によるものもあります。
1度にたくさんリハビリや筋トレをやっても効果が上がるわけではありません。
一旦負荷をかけますが、休息をして修復される過程でさらに強くなります。
これを日々繰り返し行うことで、筋肉が元に戻っていきます。
焦らないでいきましょう。

摂取する食べ物

筋肉を増強するには摂取するものも重要になってきます。
タンパク質やビタミン、ミネラルをバランスよく摂取し、睡眠を取ることで回復が早まります。
肉、魚、野菜はもちろんですが、きのこや海藻類は意識的に摂取するようにしましょう!

体幹筋とバランス

骨折の場合、例えば右手を骨折した場合は、その代わりとして左手を使うことが多くなります。
ギブスが取れ、両方が使えるようになりますが、一方は筋力が低下し、もう一方は筋力が増強しているため、バランスが悪くなります。
これを効率よく整えるためには、姿見などで客観的に自分を見ながらリハビリしていくことをお勧めします。
鏡で自分の姿を確認することで、左右均等に体を動かしていくので、効率よくバランスが取れるようになっていきます。
骨折側だけを鍛えるのではなく、カラダ全体の筋肉バランスを整えることが重要です。

再発用の為に体幹の筋肉を鍛えよう

バランスを整える方法として体幹を鍛えることが重要です。
体幹とはインナーアウターに関係なく胸や背中、肩・股関節、お腹周りまでの筋肉のことです。
体幹の筋肉量が落ちると、
疲れやすくなる
痩せにくくなる
体が硬くなる
姿勢が悪くなる
等のデメリットも発生します。
骨折したことで動くことが億劫になり、運動不足が加速してさらに体幹の力が衰えています。
まずは自分の体幹の状態は、どのくらいバランスを保てるのか?チェックしてみましょう!

体幹筋をチェックしましょう

1. 立ったまま靴下を履く
2. 歯磨きをしながら片足立ちをする

グラグラして姿勢を保てないようなら、体幹の筋力が衰えているということになります。
怪我を再発させない為にも体幹トレーニングをして、姿勢を改善しましょう!
骨折時の体の癖を矯正できる効果もあります。
体幹を鍛えるのにお勧めのエクササイズはプランクです。

プランクで体幹トレーニング

骨折後の体幹を鍛えるトレーニングの中でも最もおすすめしたいのが「プランク」です。
4つのポイントを意識すると効果がアップするので参考にしましょう。

*肩や腕に余計な力が入らないようにしましょう!
*お尻を上下に動かさないようにしましょう!
*下を向かないようにしましょう!
*腹筋を意識してフラフラしないよう固定しましょう!

ロープランクは肘をついて行うプランクです。

1. うつぶせになる
2. 足を肩幅に開く
3. 両手の拳を軽く握り、肩の下に肘がつくようにする
4. グッと体を持ち上げ、おへそを覗き込む
5. 深呼吸をしながら1分キープ
6. 体が一直線になるイメージで、呼吸を止めないようにしましょう!

わかりにくい場合はお越しいただき一緒にやってみましょう!
まずはカウンセリング、そして本人ともコミニュケーションしながら進めていくので、
痛みを伴わないやり方が実現します。
このリハビリや施術、一度試してみるのはいかがでしょうか?

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