お知らせ

そして僕たちに揉まれた両親や祖父母は
『気持ちがいいねぇ～』
　 『楽になったわぁ～』
といって、喜んでもらえたものです。

私がこの仕事をライフワークとして選択したのも
そんな小さな嬉しい楽しいが、きっかけでした。
押したり揉んだりすることは

からだにとって本当は悪い！？

初めて聞いたときは、なぜだかよく
わかりませんでした。

身体への外部からの刺激は
単純に『安全な刺激』か
『危険な刺激(攻撃)』
のどちらかに脳が判断します。

当然『危険』と判断した場合は
身体を守ろうとするため、筋肉を緊張させます。

肩がこった時にもんだり、腰が痛い時に
押したりした事は誰でもあると思いますが、
この押したりもんだりという刺激を
脳は『危険』と判断します。

『危険』と判断した脳は身体を守ろうと
筋肉を緊張させ硬くしますので
〝コリ〟や〝痛み〟を解消するどころか
悪化させてしまうのです。

わかりやすい例でいえば
強い刺激のマッサージに慣れてくると

〝前より強く押さないと効かない〟

という感じになってきます。

知らず知らずに自己防衛していた
結果がコリになっていたのです。

では

押したり揉んだりせずにどうすれば良いのか？

『危険』と判断されず『安全』と判断される刺激

・・・それは〝さする〟ことです。

この説明をするとほとんどの方が
「それだけ？」と言われますが
実際に大きな病院のリハビリにも
この療法が採用され
重症な方々にも
大きな成果をあげられています。

さすることで筋肉の緊張が解けて
血行が良くなるのはもちろん、
老廃物を運搬する働きがある
リンパ液の流れがスムーズになり、
余分な水分とともに
体内の老廃物が排泄されるのです。

人間の身体ってすばらしいですね！