ギックリ腰になった時の寝かた、起き方、立ち上がり方!

ぎっくり腰に時の、立ち上がり方や寝方、起き上がり方には特に注意が必要です。
無理に動くと痛みが悪化する可能性があるため、慎重に動作を行うことが大切です。
それでは注意したいポイントを詳しく説明していきます。

1. 立ち上がり方

ぎっくり腰で立ち上がる際には、急激に動かず、ゆっくり慎重に行うことが大切です。

手順

膝を曲げて体を横向きにする
寝ている状態から体を横向きにし、両膝を曲げます。
横向きの状態だと腰に負担がかかりにくくなります。
腕で体を支えながら上半身を起こす
片方の腕を使ってベッドや床を押し、上半身をゆっくりと起こします。
同時に両足をベッドや床の端に近づけ、腰を安定させます。
足をベッドの端に下ろし、体重を前に移動させる
上半身を立てたら、両足をベッドや椅子の端に下ろします。
腰を丸めず、できるだけまっすぐにして前に体重を移動させます。
手で膝を押して立ち上がる
手で膝を軽く押してサポートし、ゆっくりと体をまっすぐに起こします。
このとき、腰に過度な負担をかけないように注意してください。

2. 寝方

ぎっくり腰の際には、腰に負担がかからない寝方が大切です。

手順

仰向けで寝る場合
膝の下にクッションや丸めたタオルを置き、膝を少し曲げると、腰への負担が軽減されます。
腰が反り返らないようにするのがポイントです。
足を少し高くして、リラックスできる体勢を保ちましょう。

横向きで寝る場合
両膝を軽く曲げ、膝の間に枕やクッションを挟むと腰にかかる負担を軽減できます。
横向きに寝るときは、背中が丸まらないように注意してください。
背骨をまっすぐ保つように心がけましょう。

硬めのベッドや床に寝る
柔らかいベッドは腰が沈み込み、痛みが悪化することがあるため、硬めのマットレスや床にタオルや薄めの布団を敷いて寝るとよいでしょう。

3. 起き上がり方

ぎっくり腰の際に起き上がるときは、腰に負担をかけずにゆっくりと動くことが大切です。

手順

横向きに寝た状態から始める
起き上がる際は、まず横向きになってから動作を開始します。
仰向けの状態からいきなり起き上がろうとすると腰に負担がかかりやすいです。
腕で上半身をゆっくり押し上げる
片方の手でベッドや床を押し、もう片方の手で自分を支えながら上半身をゆっくり起こします。
このとき、腰をひねらないように注意してください。
足を床に降ろして座る
上半身を起こしつつ、足をゆっくり床に降ろして腰を丸めないように座る姿勢に持っていきます。
体重を腰にかけずに、足と腕で支えるようにしましょう。
ゆっくり立ち上がる
座った状態から、ゆっくり足に体重をかけて立ち上がります。
このときも、背中をまっすぐにして腰に負担がかからないようにしてください。

4. 注意すべきポイント

急な動きを避ける

ぎっくり腰の際は、急な動きや無理な姿勢を取ると腰の筋肉や関節に強い負担がかかり、症状が悪化することがあります。

サポートを使う

手すりや壁、椅子などを使って体を支えることで、腰への負担を軽減できます。無理をせず、周囲のサポートを活用しましょう。

痛みを感じたらすぐに休む

立ち上がる、起き上がる際に痛みを感じたら、無理をせずその場で動きを止めて休んでください。

腰を丸めすぎない

動作中に腰を過度に丸めると、腰に負担がかかりやすくなります。
腰をできるだけまっすぐに保ちながら動作を行うことが大切です。

まとめ

ぎっくり腰の際は、立ち上がり方、寝方、起き上がり方に細心の注意を払い、腰に負担をかけないように動くことが重要です。
特に無理な動きや急激な動作は避け、サポートを使ってゆっくりと動作を行うことがぎっくり腰を悪化させないための鍵です。
痛みが続く場合は、医師や専門家に相談し、適切なケアを受けましょう。

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