足首の捻挫が治らないのはなぜ?
脳の記憶が以前のままなので傷ついた関節を捻挫する前と同じように動かしてしまい繰り返し痛めてしまっていることが原因です。
捻挫が回復期に入り内出血は外傷と違い目に見えてないので、どうして早く良くなりたい気持ちが先行して強く動かしすぎたり負荷をかけすぎてしまったり速く動かしてしまったりしがちです。
半年も足首の痛みがある?
なぜ長期間痛みが継続してしまうのかといえば・・・しばらく固定していた足首関節は以前より腱、靭帯、筋肉は硬く、動かせる力も弱くなっています。
しかし脳の記憶は書き換えられていないので受傷前と同じように動かしてしまい、治りかけたカサブタを繰り返しはがしてしまうのです。
完治しないの?
安心してください。
腱、靭帯が断裂していなければ完治します!
足首の捻挫が回復期に入り痛みが和らいできたときに、硬く治ってしまった関連する腱、靭帯、筋肉を柔らかくして動くようにしていきます。
有効なストレッチ方法は、『痛みを感じる手前のところまでゆっくりと足首を回す』です。
体内の傷も皮膚の傷と同じように修復していきます。焦らずゆっくり可動域を広げていきましょう!
動かした翌日に痛みが出ることもありますが、休ませながら何度も何度もゆっくりと足首を色々な方向へ動かすことで回復していきます。
焦らずに、焦らずに・・・